2.設計以前の作業2(基本構想)


 設計に先立ち、依頼主の希望に応じた条件を検討し、基本設計への設計条件を整理する仕事です。 敷地の周辺条件を調査し、法規に照らし合わせたりして、依頼主の希望にできるだけ沿った形にまとめ、依頼主に提示します。

  例えば、間取りは〈部屋の並べ方〉ではなくて〈その空間に住む方や家族が快適で合理的で便利で良いデザインを感じて生活するのに最善の空間〉を創作もしくは選別することです。 その作業を設計事務所は依頼された方と一緒に、そして依頼された方のために努力する。 大工はカンナをかけるのが上手いとすれば、また建築会社は家を造る工事が上手いとすれば、設計事務所は家を考え創作しデザインすることが上手い。 そしてあれこれを具体的に解説し説明し相談する。 例えば、「この柱はなくてもいい」とか「この部屋は大きなテーブルを置くと椅子に座った人の後ろを通れない」とか「柱を特注する費用で絨毯とカーテンができるけどどっちにするか」とか。 構想を一緒に考えます。

  ここで、依頼主が「この建築士事務所に設計を頼もう」と思ったら、「業務委託契約」を結びます。

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